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北藤ファームの歴史
私さゆりは、北藤(ホクトー)ファーム先代社長の次女、四人きょうだいの末っ子として十勝に生まれました。
小さな頃は当たり前のように、家業としての牛舎を手伝いながら育ちました。
まきばの風はあの日のまま。
現在は、十勝広尾町で最大の頭数を持つ農家となりましたが、子どもの頃には仔牛の世話をしながら、朝早くから夜遅くまで働く祖父や祖母、両親の姿を毎日眺めていました。
昭和二十六年。
初代農場主であるおじいちゃんが、森を拓いて営農を始めた当初は「牛一頭、農耕馬一頭から始まったんだ」と、時折父が話してくれます。
令和の時代となり、乳用牛と肉用牛合わせて千頭を超える規模となった今でも。
そしてこれからも。
私の中の北藤ファームとは、どこまでも広い青空の下、風になびく牧草地に集うあの頃の家族の姿のままです。
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